今年に入ってからヒトカラに目覚めてしまったのでした。「ヒトカラ」とは1人でカラオケ(ボックス)に行くことで、2人なら「フタカラ」、3人以上は「タカラ」と呼ばれています。ヒトカラではタカラのルールである空気を読むことが要求されません。バラードだろうが演歌だろうが懐メロだろうが女性曲オク下だろうがアニソンだろうが洋楽だろうが、同じ曲を何度繰り返そうが、気にする他人は誰もいません。
おまけに、大半のカラオケ店では1人いくらの料金体系になっているため、ヒトカラはコストパフォーマンスが抜群に(申し訳なく思うくらいに)いいのです。当たり前です。1人で行くと、自分が歌っている間は飲み食いはできません。そして、歌うのは自分しかいません。たとえば昨日の場合、私は比較的高めの店に行きましたが、冷房付の個室を5時間ほど独占して、支払いは2010円(ソフトドリンク2杯、フード2品込み)でした。
さて、カラオケのメーカーは現在では3社にほぼ集約されています。最大手は歌い終わった後に消費カロリーが表示されるDAMの第一興商、2番手は「前奏△秒」の表示があるUGAのBMB(USENの子会社)、そしてJOYのエクシング(ブラザー工業グループ)です。2次会のタカラでは機種に対するこだわりなどないでしょうが、ヒトカラ族(ヒトカラー)にとっては深刻な問題です。ヒトカラーの多くは各機種の採点ゲームを楽しんでいるものと思われるからです。
この採点ゲームは複数でやるより1人でやったほうが面白いのです。なにしろリアルタイムで(曲単位の)全国順位が出るのですから、わざわざ複数で行って競う必要などありません。「ヒトカラ」という言葉がなかった時代でも、主にシルバー世代や練習目的のヒトカラーは存在していたのでしょうが、中高生にまでヒトカラが浸透し始めたのは、この採点ゲームがきっかけのようです。
昨日はプレミアDAMでちょうど50曲歌いました。精密採点2によるベストナインは次のとおり(9位同点のため10曲、カッコ内は音程点)でした。
- 84(85)★「いちご白書」をもう一度♪バンバン
- 83(89)★大きな玉ねぎの下で♪爆風スランプ
- 83(84)★夢芝居♪梅沢富美男
- 82(89)★思い出通り雨♪ふきのとう
- 82(88)★やさしさとして想い出として♪ふきのとう
- 82(87)★青空の翳り♪太田裕美
- 82(86)★夢の途中♪来生たかお
- 82(84)★揺れる想い♪織田哲郎
- 81(87)★幸せな結末♪大滝詠一
81(87)★万里の河♪CHAGE & ASKA
今回1着の「いちご白書」はタカラではほとんど歌ったことのない曲で、精密2では4回目です。過去3回は80、82、78でした(生音バージョンは1回歌って80点)。たしか高校1年のとき、夏休み(前?)のキャンプで合唱した記憶があります。私の隣からは「二人だけの眠りー」と歌っているように聞こえましたけど、何も言いませんでした…。
まあ、私の世代なら苦もなく歌える曲の1つです。就職が決まってから髪を切るのではなく就職を決めるために髪を切るのではないかとツッコミたくなりますが、当時はそんなことなど考えませんでした。「ルージュの伝言」とハイファイセットの「卒業写真」が75年2月、「いちご白書」が8月、「あの日にかえりたい」が10月、当時のユーミンは21歳です。
やがて大学に入った私は、ある日、近くの名画座に行きました。大学生とはそういうものだと思っていたからです。上映していたのは「ローマの休日」でした。私の名画座通いはその1回きりです。というわけで、今に至っても映画の「いちご白書」を観たことはありません。
ところで、名曲であるがゆえに各社ともバリエーションが豊富です。各サイトによれば、バンバンだけでもDAMが3つ、JOYは2つ、UGAは8つもあります。
+2 DAM 1526-01
+2 DAM 1526-03(生音)
0 DAM 1526-05(名演)
0 JOY 946
#2 JOY 112681(スゴオト)
+2 UGA 1453-01
+4 UGA 7764-66(スタ録)
+2 UGA 7521-26(G)
+2 UGA 7576-23(Hip)
+2 UGA 7526-32(フォーク)
+2 UGA 7564-98(ボサ)
+2 UGA 7594-46(R&B)
+2 UGA 7503-55(レゲエ)
私はJOYのノーマルバージョンで苦戦しました。キーが下げてあるスゴオトバージョンでは95人中19位で94点台中盤でしたが、原キーのままのノーマルバージョンでは342人中129位の91点台前半だったのです(いずれも5月)。タカラ時代なら「今日は調子が悪い」か「もう飲み過ぎだ」で済ませていたに違いありません。
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clubDAM>DAMステーション>精密採点II